ユウユの映画の時間

ディズニーすきです

2023年上半期に上映されたディズニー映画全部観た

 

 どうもユウユです。2023年も半分が終わってしまいました。例年通りWDJが配給した劇場公開映画を全て映画館で観てきたので感想を軽く書いていきます。

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作品一覧はコチラ↓

『作品名』(公開日)

 

イニシェリン島の精霊

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 『セブン・サイコパス』(12)のマーティン・マクドナー監督がアイルランドの孤島を舞台に大人の静かな諍(いさか)いを描く。同監督作『ヒットマンズ・レクイエム』(08)で共演したコリン・ファレルブレンダン・グリーソンの顔芸に注目です。

 TOHOシネマズ シャンテで観てきました。一階でチケットを取り、エレベーターで下がって劇場に向かう体験はイオン通いの僕にとっては新鮮でした。公開から1ヶ月ほど経って観ましたがアカデミー賞ノミネートの影響もあってかほぼ満席の状態でした。

 「12歳かよ」とツッコまれる不毛な戦い。人間関係の本音と建前のバランスが崩壊し、小さな火種が大きくなっていく様子を雄大な自然と共に描く。小さなコミュニティを形成し、ある日突然何かの拍子に崩壊する様子は既視感しかなく、友達と思っていたあいつが別の人と仲良くしているところを横目に、こちらも別の人とまたなんとなくの避暑地的な関係を構築する。遠くの問題は「なんかまたやってんな」と眺めるだけ。こんな人間関係の希薄さ、脆さを捉えつつも後半は人間は変われるのかと言うテーマにシフトして可能性を見出していく明るい映画でした。ケリー・コンドンがあの映画で実は1番優勝していた気がします。

 

タイタニックジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター

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 B5サイズのフライヤーを配らなかったのでポスターが掲示されていませんね。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)が昨年に公開され、絶好調なジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』(97)を3Dリマスターした作品。2週間限定上映でした。全部観る企画でいうと『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』(22)のIMAXのみの上映など特殊なやつはありましたが、人気作品を期間で制限してくるのはなんとも。IMAX 3D上映も都内の数ヶ所に限られ、チケ戦が勃発していました。

 3時間は家じゃ集中持たないし、ディズニープラスはこの上映の間『タイタニック』を消すし、3Dだし、バレンタイン近いし...。いろいろな条件が重なって大盛り上がりしていました。せっかくだから誰か誘えばよかったのに、市川妙典のイオンシネマがIMAX3D上映を急遽上映キャンセルしあがったため、こっちもチケットを急いでとる羽目になり、1人分しか空いていない座席を確保するという悲し結果でした。TOHOシネマズ八千代行ったんですよ。八千代。そしたら周りはカップルだらけで満席なんですよ。もうね、アホかと。馬鹿かと。

 

アントマン&ワスプ:クアントマニア

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 MCUイオンシネマ市川妙典IMAX 3Dで観てきました。

 フェーズ5のスタートとして量子世界をスコット・ラングら一行が冒険します。疑似的な関係ではありますが、親子三代で奇妙な世界を冒険する話、『ストレンジ・ワールド もうひとつの世界』(22)とだいぶ被っていてかわいそう。

 ブロッコリー男とモードックが良かったです。

 

エンパイア・オブ・ライト

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 『1917 命をかけた伝令』(20)のサム・メンデス監督。主演は『女王陛下のお気に入り』(18)や『シークレット・インベージョン』(23)のオリヴィア・コールマン。エンパイア劇場を舞台に人々の人生を浮かび上がらせる。

 映画についての映画であり、人生についての映画でした。マーガレット・サッチャー政権下の富裕層と貧困層の階層の分離が、一つの目的に向かっていけばよかった世界から一気に個人の世界になった人生観の変化みたいなものが映画を交えて語られていた。『スーパー!』(10)でいうコマとコマの間の物語にこそ人生があるという考えを、映画と結びつけた。映写技師のトビー・ジョーンズの言葉が印象的。映画は光を通して紡がれ、その間にある闇は錯覚で見えない。幸せとはそうではない部分をふせて見ているまやかし。人生はそんなもんだと何故か腑に落ちた。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3


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 MCUイオンシネマ幕張新都心で吹替、TOHOシネマズおおたかの森でIMAX 3D字幕で観てきました。そんなにハマんなかったです。

 一緒に観に行ったノアくんは大喜びしてました。

 

リトル・マーメイド

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 『イントゥ・ザ・ウッズ』(15)のロブ・マーシャル監督が『リトル・マーメイド』(89)を実写化。アリエル役に抜擢されたのはハリー・ベイリー。歌声が凄すぎました。

 勝手に仲間意識を持っている作品勢の人が試写でIMAX 3D版を観ていて、「絶対IMAX 3Dで観るぞ」と意気込んでいたんですが、蓋を開けてみたら普通の 3D上映すらないという体たらく。テンションがだだ下がりの状態でイオンシネマ千葉ニュータウンで観てきました。

 この手の実写化映画は苦手で、特に『アラジン』(19)とかは無理の域まで行っています。『ピーター・パン&ウェンディ』(23)も二度と見たくないのでとっても心配でしたが、しっかりいい映画に仕上がっていました。原作での人魚は無理して引き換えて手に入れ上の世界に行ったアリエルがその足の痛みに耐えかねる階級の違いの話がネックにあったのを、今回は楽しい恋愛映画に仕上げているので見事です。オークワフィナのラップも最高でした。

 

追記

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 なんとイオンシネマ限定で3Dで上映されていました!私はイオンシネマ浦和美園で観てきました。水中シーンの没入感が増しかなり評価が上がりました。一方でエリックの歌唱シーンのMV感も増すという。

 

マイ・エレメント

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 『アーロと少年』(16)のピーター・ソーン監督が元素の世界を描く。アメリカでは公開済み。エンバーの声優の川口春奈、ウェイドの声優の玉森裕太らが登壇したTOHOシネマズ六本木の試写会に行ってきました。ムビチケがあと2枚あるのでトータル3回は確定ですね。

 場内はジャニーズファンやインフルエンサー研音ファン、映画ファンで大盛り上がり。試写会は反応が良い人たちばかりなので毎回ワクワクします。(『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(21)や『ザ・フラッシュ』(23)の時の反応は忘れられません。)

 詳しくは下半期の記事で触れます。

 

インディ・ジョーンズと運命のダイアル

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 『コップ・ランド』(97)のジェームズ・マンゴールドが前作の監督スピルバーグに代わって就任。81歳で次回作は『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(原題)のまだまだ現役のハリソン・フォードが再びインディ・ジョーンズを演じる。イオンシネマ市川妙典のIMAX2Dで観てきました。

 インディが馬に乗ったあたりから最後まで寝ちゃったのでもう一回観てきます。

 

追記 イオンシネマ越谷レイクタウンで吹替版を観てきました!

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 『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』(89)で使用されたサイドカーの展示がありました!帽子もご自由にどうぞと置いてありました。

 

 最後まで観た感想としては最初のアクションシーンからずっと下り坂の印象でした。結局、昔のインディのコメディチックなアクションが好きということで。そこからは2回目でようやく掴めたはいいものの変にややこしい人物配置が気になって仕方がなかったです。国の人とナチスとチンピラと盗人娘と?トビー・ジョーンズ演じるバジルさんフル無視だけど?それ持って帰っていいの?いろいろ疑問が残りました。

 

 上半期はこんな感じでした。今後で1番期待しているのは『マーベルズ』とギャレス・エドワーズの新作『ザ・クリエイター/創世記』です。ベスト級に気に入った作品はまだないので下半期に期待!